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ホワイトニングQ&A 患者様からの問い合わせで多いものをまとめてみました。

Q5 1回で白くなりますか?

A: オフィスホワイトニングでは1回目から必ず変化は確認できますが、改善の度合いは個人差があるため初めての方は2〜3セットコースをお薦めしています。

ホームホワイトニングでは1セット2週間ですが、1週間ほどすると変化してきます。初めての方は4週間やられることをお薦めします。

Q6 結婚式が迫っていて時間がないのですが早くできますか?

A: オフィスホワイトニングの1回目と2回目は約1週間空けていただくのが標準ですが、最短で中1日明けていただけば施術できます。

また、通常初回は診断のみですが施術も同日に行うことも可能です。予約時にお伝えください。

Q7 前歯に詰め物がありますが白くなりますか?

A: 人工物はホワイトニングされません。しかし、表面の汚れは分解されるのできれいにはなります。

Q8 神経をとって黒くなっている歯は白くできますか?

A: 神経を取った歯(無髄歯といいます)もホワイトニング可能ですが、効果が低いため回数を多くしたりホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する必要があります。

Q9 どんな人でもホワイトニングはできますか?

A: ホワイトニングは十分に成熟した歯が対象なので、16歳以上であれば高校生から入れ歯の方まで、ご自身の歯が1本でも残っていればほとんどの方で可能です。
ただし、無カタラーゼ症の方は絶対的禁忌とされています。無カタラーゼ症と診断された場合、歯のホワイトニングはできません。カタラーゼとは過酸化水素を分解する酵素で、もともと体内に備えています。 そのため、ホワイトニング剤を飲み込んでしまっても水と酸素に分解されるため問題はないのですが、無カタラーゼ症の方は、歯のホワイトニングの薬剤を飲み込んでしまった場合、分解できない成分が体内に蓄積されてしまいます。 過酸化水素が分解されないと、進行性口腔壊死などの危険な疾患を招くことがあります。

傷に消毒用オキシドールをつけても泡立たない方や、医師から消毒用オキシドールの使用を禁止されている方は注意が必要です、無カタラーゼ症の可能性があります。

無カタラーゼ症とは・・・

常染色体である第11染色体p13を欠損しているために起こる先天性の遺伝的疾患。1948年に現在の岡山大学の高原教授が発見。

相対的禁忌として、重症の歯肉炎・歯周炎を有する方、虫歯のある方、妊娠中・授乳中の方、小児の方は避けたほうが良いでしょう。

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